マルが冷蔵庫の上にいます。
マルは冷蔵庫に上りたくなったら、人間を呼んで乗せてもらいます。
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さて、降りるときはどうするかというと・・・
近くにいる人間を呼ぶのです。
「みゃーーん」と呼ぶのです。
そして、冷蔵庫の端っこで「降ろしてぇ」とこんな顔をするのです。
「こんな高い所から怖くって降りられないんだもん」と訴えるのです。
仕方ないので、人間が降ろしてやるのです。
父サンは背が高いので、冷蔵庫の横に立つとマルは父サンの肩に乗り移ります。
母サンは背が低いので手を伸ばしてマルを抱きかかえて降ろしてやりますが、ちょっと大変なので、なるべく父サンに頼んでいます。
マルが降りたそうなそぶりを見せると「父サン~、マルが降りたいって言ってるよ」と父サンを呼びます。
すると、ラーメンを食べている途中だったとしても、テレビでホークス戦を見ている最中だったとしても、父サンはいそいそとやってきて冷蔵庫の横に立ち、マルに肩を貸してやるのです。
マルが肩にのると、乗せたまま歩いてキッチンカウンターの所に行き、マルがキッチンカウンターに飛び移れるように身をかがめてやるのです。
けれども。
人間が誰もいないとき、マルはひとりで冷蔵庫から降りるのです。
スルスルっとね。
なんてことないって感じでね。
マルよ、あなたは何をお考えですか?
人間をこき使うことに喜びを感じておられますか?
ま、いいでしょう。
父サンも結構喜んでいますからね。