てんで猫、まるで猫。

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母サンに添い寝

夜、母サンは「テン、テン、寝るよ」って俺を呼ぶんだ。
俺が母サンについて寝室にいくと、母サンはちょっと自慢気な顔をして嬉しそうだ。
そして、母サンと一緒に寝る。
ベッドの左側が母サン、右側が俺。
添い寝してやるのさ。

でも、ついていくのは時々だ。
だって、俺は犬じゃないから。
呼ばれたのに気が付いても、知らん顔しておくこともある。
しばらくしてから、寝室に行く。
「やっぱり、来てくれたのね」って、母サンは喜ぶ。
マンネリにならないように俺なりの工夫さ。

二階に上がった母サンが、なかなか降りてこない時もある。
俺がそろそろ寝る時刻だろ、って思ったら寝室に様子を見に行く。
すると母サンは大抵、ベッドの横の机でパソコンをしている。
俺が眠くなっている時は、母サンに「そろそろ寝ようよ」ってアピールする。
パソコンのキーボードの上に乗ったり、母サンの足に噛みついてみたり。
「わかった、わかった、テンスケ。もうちょっと待って」
そう言われれば、少しは待つけど、それでもダメなら最後の手段に出る。

名付けて「便所スリッパ作戦」。

トイレに入った誰かについていくと、その人は俺を残したまま、トイレのドアを開けっ放しで行ってしまうことがよくある。
そういう訳で、この家ではトイレのドアが開いたままになっていることがよくある。
だから、俺はトイレまで行って、スリッパをくわえて持ってくるのさ。
そして、母サンのベッドの上に持っていく。
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これには母サンはすごく慌てる。
「うわー!テンスケ、また持ってきちゃったの!? それだけは勘弁してよ~!」
母サンは急いでパソコンを閉じて
「はいはい、もう寝ようね」
って寝てくれるのさ。

俺が母サンに添い寝してやるのは、寝る前に母サンが俺の頭を撫でてくれるから。
ノドや頬っぺたもグリグリ撫でてくれて、俺はゴロゴロといい気分になる。
「テンスケは可愛いね~。世界で一番可愛くて、お利口さんだよーん」
って決まって言う。
気分いいよね。
もっと言ってくれって思うんだ。
それを聞きながら、やっぱり俺はこの家の王様って認識を新たにするのさ。

それに、朝一番に起きるのは母サン。
朝ごはんは母サンがくれる。
だから、母サンに朝まで添い寝するんだ。

父サンはって?
もちろん、父サンにゴマをすることも忘れてない。
朝ごはんが終わると、今度は父サンのベッドに行く。
今度は父サンの胸の上に乗って、二度寝をする。
胸の上のこともあるけど、喉の上だったり、顔の上だったりすることもよくある。

そうすると、起きてから父サンは言う。
「あー、今日もテンスケが僕の顔にオシリを乗せてくるから、目がさめちゃったよ」
「えー、私にはそんなお下品なこと一度もしないよ」
って、母サンは言う。
「なんでかなぁ」
って、父サンは不思議がる。

どうしてかって?
そりゃ、俺様だけの秘密さ。
by marutenmama | 2014-07-04 22:15 | ネコ | Comments(0)

三毛猫マル(♀)と白黒猫テン(♂)と私の日々。


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