てんで猫、まるで猫。

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自己紹介(てん)~俺が男になれたワケ~

俺は「てん」。
去年、神社のお祭りの日、三匹で捨てられていたのを拾われた。
保護主さんはいい人だった。10匹も猫を飼っていた。
ただ、俺が納得いかないのは、俺のことを「女の子」って言ったこと。
里親募集の貼り紙にも「三姉妹」なんて書かれちゃってさ。一体どういうこと?

しばらくするとオジサンとオバサンがやってきて「三毛」がもらわれていった。
それから少しして「キジ」がもらわれていった。
俺はひとり残った。名前をつけたら別れが悲しくなるからと保護主さんは俺には名前をつけなかった。「チビネコちゃん」というのが俺のとりあえずの呼び名だった。

2月の寒い日、三毛を連れていったオバサンが3か月ぶりにまたやってきた。

このオバサンが俺の母サンになったんだ。

母サンも父サンも、やっぱり俺を「女の子」だって言っていた。
「マルに比べると、テンは筋肉質なのか堅い感じがするね」
「足も大きいよね」
「オヤジ顔してるよね」
「なんか、〇田アキ子みたいだね」
言いたい放題だった。母サンは「てん子ちゃん」って俺を呼んだ。俺は何度も男だって言ったけど、父サンにも母サンにも通じなかった。

ある日、ふかふかのムートンの上で遊んでいた。前脚でふみふみをしていたら、俺のアレがなんだか大きくなっちゃったんだ。
それに気が付いた父サンが慌てて俺を抱き上げて、「おしっこはトイレでするんだよ」ってトイレに連れて行った。
それから、父サンと母サンはパソコンで何かを調べ始めた。
「メス猫、おしっこ、突起物、で検索しよう」
「突起物があったなんて見間違いじゃないの?てんは女の子だよ」
「絶対に見間違ってない。猫はメスにも何かがあるんだ、きっと」
しばらく二人はあれこれと検索していたけど、何もヒットしなかったようだ。
かなりの時間を費やした後、やっと彼らも根本的間違いに気が付いたらしい。
「もしかして!」と言うなり、俺をつかまえてひっくり返した。

「わからない~!」
真っ黒な俺のお尻は確かにわかりにくい。

翌日、病院に連れていかれた。
先生はおれのしっぽをヒョイとあげて
「はい、オス」
と、一言いった。

それから俺は「てんすけ」って呼ばれるようになった。
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オヤジ顔と言われた頃。
by marutenmama | 2013-12-31 00:36 | 自己紹介 | Comments(0)

三毛猫マル(♀)と白黒猫テン(♂)と私の日々。


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